現役デザイナーのバックアップ備忘録
数々のクライアントのデータを管理しているデザイナーとしては、バックアップは心底大切です。
Mac OS X以前はバックアップ機能がなかったので、作業中は2分おきには「⌘+S」!(保存のショートカット)
しかし、習慣づけてもつい忘れることもあり…。
そんな時に限ってパソコンが突然のシャットダウン。
(当時のMacOS9はマルチタスクの割には重いソフトには不安定)
また一からやり直し…ということがありました。今ではいい思い出(笑)。
目次
保存方法を考える
現データは、本機HDDに保存していました。
HDDは消耗品で突然死ぬと言われていますが、Time Machineという自動でバックアップの機能で現データを保存。(何かあればTime Machineで復活可能という便利な機能)
今の時代としては、すごくアナログな保存の仕方に入るかもしれません。
今までは…
- 本機のHDDに保存
- 2台の外部HDD体制でTime Machineでバックアップ
- 終了データは外部HDDに保存
これを長い間続けていましたが、新OSのおかげで少々不具合が生じていました(今は正常に作動中)。
今回物理的な障害が起こったこともあり、データ消失の恐れを感じてこれを機に、今更ですが(笑)現データの保存方法をクラウドに変更しました。
1人デザイナーなので自身のHDDに保存してても何の支障なかった(OvO)
そして、運良くHDDが頑丈だったことに乗っかっていました…。
しかし、物理的な場所への保存は、壊れた時以外にも災害時の喪失の恐れもあり得るわけです。
昔に比べたら、クラウドの保存も選択肢があって便利!思った以上に安価な額で、安心と安定を手に入れることができました。
そこで選択肢のクラウドは、おなじみのGoogleとAppleのiCloudでした。
本機は、Macなので互換性も考えてOneDriveは、選択肢から外しました。
クラウドの選択① Google Drive
Google Drive
15GBは無料で利用可能です。word、Excel系のみ利用する方には十分です。
15GB | 無料 |
100 GB | 250円/月 |
200 GB | 380円/月 |
2 TB | 1,300円/月 |
Googleフォトで、写真のバックアップを無制限に保存可能なので、そちらと併用して利用もおすすめです。
クラウドの選択② iCloud
iCloud
iPhoneを持っている方ならご存知のiCloudは、Apple(アップル)が提供するクラウドサービスです。5GBまで無料。動画を1本ダウンロードしたらもういっぱいになるぐらいの要領です。
グラフィックには、足りないので月額制利用をはじめました。また、iPhone、iPad利用している場合は、互換性を考えるとスムーズな利用できるので勝敗は、iCloudに。
5GB | 無料 |
50GB | 130円/月 |
200GB | 381円/月 |
2TB | 1,300円/月 |
当初、どちらも利用できればと考えていましたが、Googleドライブは、なぜかあるファイルだけ移動できないので、Googleドライブ利用は、諦めました。
他にAmazon提供のamazondriveやDropboxもあります。
ここはやはり20年来Mac愛用者としては、iCloudしかない!ということで、即契約。今は安心して仕事できています。
ひと昔前では、クラウド系は難しい知識が必要で不具合が生じたら業者さん呼んでと大変でしたが、今は簡単に安心・安全が手に入る時代。利用しない手はありません。
ただいまの保存方法は
- iCloud 2TBにすべて保存(終了データ込)
- 外部HDDデータにバックアップデータを連携
- 別の外部HDDに1年に一回コピーをとる
3連携で安心して案件に取り組めます。
クライアント様、安心してご依頼ください(笑)。