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ブランディングの大きな勘違い

起業した時に大切なのは「ブランディング」ですと、起業したときに言われますが、起業している方特に女性起業で勘違いしているのがこの「ブランディグ」。

ブランディングとは、ブランドの価値を高めていくためのものであって、自分をこういう風に見せたり赤裸々に自分を語ることなど自分の見せ方ブランディングではありません。

セルフポートレートはブランディング?

例えば、私「ターコイズデザイン」というブランドです。クライアントにとっては、「ターコイズデザイン」でデザインしてもらったということが、ブランドという価値になります。大きくいうと(笑)

起業女性の方々の中には、ブランディングは、着飾ってノースリーブのお洋服を着て自然の中で撮影したものや普段の自分の生活をさらけ出してSNSにアップすることがブランディングだと勘違いしている方もちらほら見かけます。

それはただ単純にザイオンス効果を狙ってはいますが、ブランディングではありません。たまに逆ザイオンス効果もみかけますが、またそのお話は次回に。

ザイオンス効果は適切に使えば、親近感が湧いて効果が高いですが、これもブランディングではありません。

「ブランド」とは?

さて、あなたの考える「ブランド」とはなんでしょう?

日常で言えば、ブランドメーカーです。

エルメスやコーチやグッチ、高いけれどもそれ相応の価値がありますよね。廉価版や叩き売りは存在しません。
1点もののオーダーメイドも同じことが言えます。

ブランディングは、売るための手段であって目的ではありません。

最近では、値切られることもなく「ターコイズデザイン」さんのお仕事ならこの価格も当然!と思っていただけること多くなりました。これも日々誠実な仕事を心がけて、信頼を徐々に積み重ねていったおかげだと思っています。

この信頼が崩れないよう日々精進です。

「ブランディング」は、この日々の信頼からくるものでもあります。そこへ、ブランド名やロゴ、会社のコンセプトが含まれて「ブランディング」となります。

毎日自撮りをSNSで発信して毎日を切り売りすることでは、信頼という価値は生まれません。

ブランドは必要ない?

ブランドと聞くと自分には必要ないと思われる方もいらっしゃいます。

  • まだまだ駆け出しだから?
  • 企業間取引しかないから?

ブランドは、その他大勢から選んでもらうために差別化でもあります。ブランディングが成功すると様々なメリットに通じます。

ブランドはあなた自身の信用の価値であり、それを表すことはロゴやデザインツールとなり、他社へ対してのコミュニケーションツールとなるのです。

ブランドディングがセルフポートレートだらけになる前に、価値を高めるブランドは、信頼のおけるデザイナーと共につくりましょう。

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