ヴィジュアルで現状把握
確定申告に時期になりました。この時期は、いつも慌てて数字み始める方ですか?
私は、この時期のんびりしていることが多いです。ほぼ毎日、経費をクラウドの会計ソフトに打ち込んでいるからでもあります。
仕事柄、仕事が入れば見積や請求書を発行するので、会計ソフトを毎日開いている状態でもあるから、必然的にチェックせざる得ないということもあります。
目次
便利なクラウド会計ソフト
私が長年利用しているのは
「弥生会計」「マネーフォワード」の次に利用されているクラウド会計ソフトです。普及率としては低い方ですが、スマホのアプリもあるのでいつでもどこでもさっと利用できます。
さて、ビジネスをしている方でも数字を見るのが苦手という方が多いです。特に女性。
私もどちらかというと苦手です。
貸借対照表B/Sの見方、毎度覚えられません…
それでも見て楽しいと感じることができるのは、「見た目」のおかげかもしれません。freeeを利用している人ならわかると思いますが、パソコン上でパッと今月の黒字・赤字の状態かだいたいの目安が棒グラフと折れ線グラフで表示してくれます。
実は数字は、見えなかったことも見えることができます。そして現状を把握するに必要なのがこの数字なのです。
数字はすべてを物語る
売上の数字だけでなく、アンケートや顧客情報、SNSのPvやHPサイトの直帰率や滞在時間などそのままにしていませんか?
ユーザー像を把握。
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ユーザー像を詳しく分析して理解を深めましょう。Google アナリティクスなら、ビジネスのデータ分析に必要なさまざまなツールを無料でご利用いただけます。
人間の記憶は、印象に残ったことだけが記憶に残るので、自分のお客様はこういう人たちが来ていると思っていたら、実は数値上で真逆だったということが少なくありません。
数字なんて見ても…と思われるかもしれませんが、数字が一番理解しやすく第三者への説得材料にもなります。
- 「私のお客さん、30代の方結構います」
- 「私のお客さん、80%は30代の子持ちの主婦の方です」
どちらが説得力があるでしょうか?
日々の集計をとるには、表計算が一番欠かせません。
私は月々の売り上げやお客様のアンケート指標、数字を打ち込めばグラフになるようExcelで管理しています。現在では顧客管理もアプリでも楽に入力、集計もできるものも多いので、取り入れてみるのもひとつの手段です。
それでもデジタルは苦手というなれば、最終手段は、アナログ。学生時代を思い出して、方眼マスのノートと定規と鉛筆で日々集計していきましょう。
また、グラフにしてしまえば、昨年と今年の同月の売上の差が一目で分かります。そして、部門で分ければ、今どの部門が弱いか、なぜ今月この部門が伸びたのか。
自分の市場を把握する
アンケートを取っていたらまとめて、どの集客方法が良かったのか、グラフというビジュアルで理解。自分の立ち位置を把握できて、そして、今後の一手を打つこともできます。
Excel使えない!と思われるかもしれませんが、グラフや表作りは小学校の計算でも簡単にできる。会計ソフトには、入力したら自動的に作ってくれるタイプもあります。
ですが、より一層自分なりのヴィジュアルを用意することが、さらに現状把握を深く掘り下げることができます。売上、そして使われた経費。苦手でも数字の動きをざっくり把握することが一番大切です。
把握しなくては、次の一手を打つことができません。
自分の感覚で進めと意外な落とし穴が待っている可能性があります。
自分の中では30代女性をターゲットにしていたら、実は、40代バリバリ働いている女性が多かったなど、ターゲットが別の場合もあります。
実際私自身、同じ世代の女性のお客様が多いかなと思っていたら、一世代上の方が多く男性の方が若干多い数値になりました。
心底苦手ならば、数字管理は得意な人に任せるののひとつの手。専門の税理士さんにもお願いするか、もしなら事務仕事が得意な方に表計算の使い方を教えてもらうとか。テンプレートを作ってもらうのもいいですよね。
この機会にぜひ数字をみてみましょう。意外に好きになるかもしれません。
そして、必ず数字が今の現状打破、これからの一手のヒントを語ってくれます。