先日、2023年6月からのLINE公式アカウントの料金改定が発表されました。
月額料金に変更はありませんでしたが、プラン内容が大幅に変更されました。

現行プランと新プラン確認

今までは、フリープランでも1,000通配信が可能でした。
１回の配信で１メッセージが１ヶ月10回配信が可能。
１回の配信で３メッセージ送信していた場合は、１ヶ月に３回ということでした。

一番の変化は、フリープラン。1,000通配信の可能がぐっと減って200通に。小規模の事業さんにとっては手軽に友達申請して無料プランで利用できていたことが、気軽に配信ができなくなります。

これを機に有料プランに切り替えるか、それともこのまま無料プランのままで、また別の方法を考えるのか…。

無料が改悪になったのは…

ニュースリリースからするに、今後PayPayなどユーザー数が多いアプリサービスとの連携を強化していくことを見据えてとのこと。ユーザー数の多いサービスとの連携が強化されることは、今後事業展開していくにも、お客様にもスマートな対応ができることが期待できます。

無料プランであっても、今までのチャットトークやVOOMへの投稿は可能。トーク利用を目的としている場合は、なんの支障ありません。

変更する基準は？

LINE公式アカウントページによれば、ユーザーにとって最適な配信頻度は、週一が最適だそうです。毎日の頻度では多く、他のメッセージが多く届く今現在、月１の配信では、興味ある内容であってもスルーされることが多いとのことです。

多くの利用者の７割は、週１でメッセージを受け取りたいとのことでした。

では、6月から改変されるLINE配信メッセージによれば、無料のフリープランは200通。
月4回配信であると、200通÷4=50人。
50人のターゲットリーチ数が最適のプランになります。
（ターゲットリーチは、ホーム画面から確認できます）

ライトプランだと、5,000通÷4=1,250人。
1回の配信で３メッセージの場合は、5,000通÷(4×3)=416人。
416〜1,250人のターゲットリーチをカバーできることになります。

LINE公式アカウントの今後の付き合い方

個人的に、ターゲットリーチは100人ほどであることとBtoBを専門にしているため、これを機に登録者数のタグつけなどで整理をし、LINEにおいてはチャット専用とVOOM利用。その他配信においては、メルマガやSNSを利用しようと考えています。

１億人LINEユーザーとなった今、LINEを外してのビジネス展開は考えられないところまでやってきました。それに加えての便乗値上げのようにに感じますが、今こそやるべきことやらざるべきこと。整理と工夫を凝らして上手に付き合って行くべきかもしれません。